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初めて写経をする人のための般若心経意味解説 般若心経 不生不滅不垢不浄不増不減 その1
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般若心経 不生不滅不垢不浄不増不減 その1

般若心経 不生不滅不垢不浄不増不減 その1



 ここに「不」という漢字が6回出てきます。不は絶対的否定を表します。私たちは普段、いろいろなものを目にしていますが、すべてのものを正しく見ているわけではありません。人の心や物事の裏面など目に見えないものもたくさんあります。

 つい、自分の知識と経験だけを基準にして判断してしまうものです。自分の思いだけで判断してしまうということですね。

 そのような偏った考え方は絶対に良くないよというのが、この「不」に現れているのです。

 そして、この「不」のあとに続く「生、滅」とは「ある、ない」のこと、「垢、浄」とは「汚い、きれい」のことです。また、「増、減」は「増える、減る」ということ。ここにあげた要素はすべて自分を基準で「ある」とか「ない」とか、あるいは「汚い」とか「きれい」
といっているに過ぎないのです。

 たとえば、普通の人が見てきれいだと思っているドアノブでも、潔癖性の人の目には汚いものに見えるようなもので、それぞれが自分の基準で「汚い」のか「きれい」なのかを判断しているだけです。

 生滅、垢浄、増減という言葉のそれぞれに「不」をつけて「自分の感情だけで物事をとらえてはいけない」ということをおしえているのが「不生不滅不垢不浄不増不減」です。

 般若心経のこころは「空」です。人間、目に見えるもの、見えないものを自分の基準で見てしまいます。では、自分の基準なしで日常生活どうやって行動すればよいのか?と思う人もいると思いますが、それこそがもう「空」の世界からはずれた「欲」の世界の考え方なのです。

 例えば、朝目覚まし時計でいつものように起きて朝ご飯を食べて出勤をする。こんなありふれた行動の中にもじつは般若心経のこころを持っていれば、苦から逃れられるのです。

 もし、目覚まし時計がとんでもない欠陥品で時間通りに動かないものだとしたらどうでしょう。「せっかくセットしたのにこの目覚まし時計のせいで会社に遅刻だ」物の1つや2つ投げなくなるでしょう。朝ご飯だって、食べるヒマもなく家族に「いってきます」の言葉も言ったかいわないか位の勢いで家を出ることになるでしょう。

 いつもの時間の電車に乗れなくてイライラしていつもより駅のホームでたばこの数も多いかも知れません。そして、会社に着けばいいたくもないいいわけをいいながら「俺のせいじゃない、全部目覚まし時計がわるいんだ」なんて心の中で叫ぶことでしょう。

 でも、本当はそんなことはなくて、目覚まし時計が当たり前にセットした時間にアラームが鳴ることのありがたさを知ったら、「いつも俺を起こしてくれてありがとう」という気持ちになるのではないでしょうか?

 大昔は、そんなものなく母親が必ず決まった時間に子供を起こしたものです。それから、技術の進歩で勝手に決まった時間に人を起こしてくれる機会を開発した人物が過去にいたから、こうやって起こしてもらえる毎日を過ごしているのです。今や、電波で時刻を合わせる機能を持ったものは当たり前というほどすばらしい技術の進歩です。

 それは、機械が勝手に進歩したのではなく、人が苦労に苦労を重ねた上で技術を開発し商品化したのです。

 だから、思い通りに動く時計を当たり前だと思うな、朝何の苦労もなくご飯が食べられることを当たり前だと思うな、毎日無事会社にたどり着けることを当たり前だと思うな。すべては、いろいろなおかげの中で人間は生かされているのです。

 そうすれば、多少自分の思い通りにならなくったって、腹を立てることはない。すべては自分の身勝手な思いこみによって苦しみを呼び込んでいるのです。そう思えば、自分の基準なんかなくても身のまわりのものあらゆるものに「ありがたい、ありがたい」と思いながら、生活が出来るのではないでしょうか?

 きっとそういったこころを備えることに、般若心経写経することの徳があるのだと思います。


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