写経の代表である般若心経を詳しく説明しています。般若心経の本、サンスクリット語の本、大谷徹奘さんの本、玄奘三蔵の本、父母恩重経の本写経用紙、写経セット、などの通販も行っています。

初めて写経をする人のための般若心経意味解説 第1章-1 般若心経とは
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般若心経 題名とその意味 その4

 今回は、『摩訶般若波羅蜜多心経』の『心』『経』の部分の訳について書きたいと思います。

 前回述べたように、この『心』『経』は他の言葉の音訳ではなく意訳になっています。その意味は次の通りです。

『心』・・・心は「中心」という意味。
『経』・・・経は「教え」という意味。
 


つまり、「心経」とは「心のお経」ではなく「中心的な教え」という意味になるわけです。

 ここで、題名をもう一度振り返ってみると、「心経」だけでは今ひとつ意味が分かりづらいための補足として「心経」の前に「摩訶般若波羅蜜多」という注釈がついたと考えられます。さらに、後世になってからの経題には「仏説」という文字が追加されている場合もあり、今でも曹洞宗などでは『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』という経題を使っています。

 『摩訶般若波羅蜜多心経』は「大いなる幸せに満ちあふれた、苦しみのない理想の世界へいくための中心的な教え」という題名が示すようにどうしたら激流を渡って、苦しみのない幸せの世界へいくことができるのかを教えてくれる経典です。いわば、『般若心経は苦しみを除き、幸せになるための道しるべとお考え頂ければいいのです。

題名とその意味 その3
題名とその意味 その2
題名とその意味 その1

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般若心経の題名の意味 その3

 前回、般若心経の題名の意味を摩訶般若波羅蜜多心経を5つに分けることで簡単に説明しました。今回は、その1つ1つのキーワードについて解説していきたいと思います。

 今回は、『摩訶』と『般若』と『波羅蜜多』の3つについて話します。

 摩訶とは古代インドの言葉であるサンスクリット語の「マハー」を音訳したものです。摩訶はよく摩訶不思議などと使われます。これには「大いに」とか「大いなる」という意味があります。

 般若とは智慧(ちえ)とも訳されます。この般若は解説を加えるほどに難しくなってしまいますので、極端な受け止め方かもしれませんが、「苦しみのない(=幸せ)」という意味で考えるのが良いと思います。

 波羅蜜多とは「彼岸に到る」ことで「到彼岸」となります。もっと分かりやすく意味をいうと、「彼岸」とは「彼の岸(かのきし)」のことなので、「向こう岸」の意味になります。すると、「到彼岸」は「向こう岸へいく」という意味になります。こうして意味を訳してみても、まだ何を意味しているのか分かりませんよね。実は「到彼岸」はインドの人たちの信仰から生まれた言葉です。

 インドにはガンジス川という大きな川が流れています。ガンジス川は日本の川とは比べものにならないくらい大きな川で、向こう岸が見えないくらいに広いのです。インドの人たちは、遥か遠くにある川の向こう岸に理想の世界があると考えました。その理想の世界のことを「彼岸」、それに対して今住んでいる世界は、川のこちら側という意味で「此方の岸(こちらのきし)」、「此岸(しがん)」と呼びます。
 
 つまり、こちら側の世界にいる私たちが、向こう岸にある理想の国へ行くことを「到彼岸」というのです。

 以上、『摩訶』と『般若』と『波羅蜜多』の3つについて話しました。実は、この3つはすべて音訳になります。そして、残りの『心』『経』は意訳となります。次回、この意訳になっている『心』『経』の意味について話したいと思います。

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『般若心経』という題名の意味 その2

 私たちは普段は『般若心経』と呼び習わしていますが、よく見るとお経本の題名には『摩訶般若波羅蜜多心経』と書かれています。このお経の題名にはどんな意味があるのでしょうか。

 この『摩訶般若波羅蜜多心経』を「摩訶」「般若」「波羅蜜多」「心」「経」の5つに分けて考えることが出来ます。

 結論から言うと、このように意味を見ることができる。
 
 摩訶(おおいなる)
 般若(幸せに満ちあふれた)
 波羅蜜多(理想の世界へいくための)
 心(中心的な)
 経(教え)
 

つまり、「おおいなる、幸せに満ちあふれた、理想の世界へ行くための、中心的な、教え」
と読み取ることが出来ます。この5つの言葉の訳について、次回から詳しい解説をしていきたいと思います。

 ここでは、あまり難しいものだという固定観念を取り払い、「幸せな理想の世界へ行くためのものだというありがたいお経なんだ」ということでとらえてみてはいかがでしょうか?

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般若心経とは 題名の意味 その1

 お経というと難しく考えたり人によっては「お葬式や法要の時にお坊さんが読むもの」と思われている方も多いかもしれません。

 それでも、般若心経だけは普段でも目や耳にすることが多いのではないでしょうか?

 毎朝仏壇に向かって般若心経を唱える方もいらっしゃるかもしれませんし、書店には様々な般若心経の解説書』</u>">般若心経の解説書』が並んでいます。


 まず、『般若心経』は、もともと何処の国で生まれたものかをご存じですか?
お経が漢字で書かれていることから中国で生まれたものと誤解されてる方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし、お経とは、古代インドに生まれたお釈迦様の教えをまとめた物ですから本来はどれも古代インドの言葉で書かれてありました。それが中国に伝わり、漢訳されて日本に伝えられたので、私たちがよく見るお経は漢字で書かれているのです。

 そして、現在私たちが目にする『般若心経』は中国(唐)の玄奘三蔵という高僧が漢訳したものです。その後、時代がくだって宋の時代には、呉承恩(ごしょうおん)が『西遊記』を著しました。この物語に出てくる三蔵法師のモデルになったのが玄奘三蔵です。

玄奘三蔵
大玄奘三蔵法師像 玄奘三蔵についての本はこちら

 さて、玄奘三蔵はインドから戻った西暦649年5月24日に『般若心経』を1日で訳したと伝えられています。それは、日本でいえば奈良時代にあたります。ちょうど法隆寺が建立された頃のことです。そのころ、中国を訪れていた留学生の手に玄奘三蔵が訳したばかりの『般若心経』が渡り、『般若心経』は留学生の帰国とともに日本に持ち帰られたのではないかと考えられています。


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般若心経 度一切苦厄 (1)
般若心経 舎利子1 (1)
第3章 苦しみの根元がわかれば、幸せへの道が見えてくる (9)
般若心経 色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是 (1)
般若心経 舎利子 (1)
般若心経 是諸法空相 (1)
般若心経 不生不滅不垢不浄不増不滅 (2)
般若心経 是故空中無色無受相行識無眼耳鼻舌身意無色声香味触法無限界乃至無意識界 (1)
般若心経 無無明亦無無明尽乃至無老死亦無苦集滅道無智亦無得 (3)
第4章 苦を取り除くための考え方とは (9)
般若心経 以無所得故菩提薩捶依般若波羅蜜多故 (2)
般若心経 心無罣礙無罣礙故無有恐怖 (2)
般若心経 遠離一切顛倒夢想究竟涅槃 (3)
般若心経 三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提 (2)
般若心経 故知般若波羅蜜多是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪 (0)
般若心経 能除一切苦 (0)
般若心経 真実不虚 (0)
般若心経 故説般若波羅蜜多呪 (0)
第5章 「羯諦羯諦」はお釈迦様の励ましの言葉 (0)
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